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シングル曲ＰＶの聖地

　ラブライブのシングル曲の初回限定版に同梱されているＰＶ。ここではそのＰＶに登場する聖地をまとめてご紹介します。
　現在までにＰＶの聖地で判明していいるのは、『Snow halation』、『夏色えがおで１、２、Ｊｕｍｐ！』、『Wonderful Rush』の３曲です。（他の曲は現在聖地探索中です）

『Snow halation』の聖地

　スノハレの聖地は、東京駅中央口からまっすぐに皇居に伸びる行幸（ぎょうこう）通りの中央部です。上のシーンは行幸通りの皇居側から東京駅方向を望んだ風景。

　東京駅に向かって、左側は（ひさしの形状が独特な）新丸ビル。スノハレのＰＶのいたるところに出てきます。

　こちらは東京駅に向かって右側の丸ビル。こちらの特徴は３連の窓。ここもＰＶではたさん登場してきます。

　行幸通りのの中央部分、普通の道路だと中央分離帯に相当する部分が広いスペースになっています。特徴的なのは両側のモザイク模様の地面！

　新丸ビルのカドの部分。実物はカドは丸くラウンドした窓になっています。アニメの作画もそんな風に作画されています。

　こちらは丸ビルの高層階部分。壁面の特徴がアニメでもしっかり描画されています。

　丸ビルの特徴の３連窓と、中央部分の大きなガラス張りの部分まで、アニメでは本物そっくりに描画されています。

　新丸ビルと、東京駅の反対側（八重洲口）にある高層ビルも背景にはしっかり描かれています。

　花陽ちゃんと、丸ビル。ビルの外壁の特徴を良くつかんで、アニメは描画されていますね。

　車があって見にくいですが、丸ビルの１階部分もちゃんと描画されています。

　新丸ビルのカドのラウンド形状がこのシーンだとよく分かりますね。

　花陽ちゃんの次は、凛ちゃん。新丸ビルの高層階部分と凛ちゃん。こうして見るとアニメと聖地は本当にそっくりですね。

ＰＶの最後の方に出てくる全景の映像。両サイドに白く四角い形状のものは、地下駐車場のガラス張りの出入り口です。実際は左右対象の位置には無くて、利用者の利便性を考慮して、左側は東京駅に少し近い位置に、右側は皇居に近い位置に配置されています。

【おまけ】

さて、実際の聖地は、正面にオランダのアムステルダム駅をお手本にして作られた東京駅の駅舎がありますが、アニメでは大きなクリスマスツリーを中央に左右に半円形の特徴的な建物が左右に一つづつ、対称的描かれています。行幸通りの近くの噴水公園にこのモデルとなったと言われている建物（レストラン）があります。

『夏色えがおで１、２、Ｊｕｍｐ！』の聖地

　夏色の聖地はお台場。ここの作画の特徴は、お台場にある代表的な建物や施設を実際の場所とは異なる位置に（ＰＶのイメージに合う様に）再配置した画像を使っている。上のアニメの作画を例にとると、観覧車、アーチ型のビル、右端のホテルらしきビル、ホテルの手前にある先の尖ったペンシル形状のオブジェが、再配置されたものです。

　こちらの映像は、再配置されたのもは無く、お台場のシンボル的存在の東京湾レインボーブリッジがリアルに描かれています。

　こちらも、実際より少し高い目線からの作画になっていますが、上を高速道路、下を一般道がはしっている、上下二重構造のレインボーブリッジが正確に描かれています。

　こちらの映像はレインボーブリッジだけでなく、遠景のビル、近景の電柱みたいな外灯まで、とても正確に描画されています。

　ここでもレインボーブリッジは正確に描画されています。しかし、ＰＶと現地で異なっているのは、アニメでは地面がウッドデッキで、左右に花が咲いた花壇がありますが、実際にはありません。でもウッドデッキはこの近くには存在するので、これも再配置されたものかもしれません。

　ここからは夜の映像です。お台場のこのあたりにある電柱みたいな印象的な外灯が、ＰＶではうまく使われています。

　先の尖ったペンシル形状のオブジェです。お台場にある実際のものは高さ１０ｍ以上ある巨大なもの（１つしかありません）ですが、アニメの映像では形は同じですが２～３ｍの小型のものとして、何本も沢山でてきます。

　ここでも観覧車、アーチ型の建物（おそらくテレコムセンタービルがモデル？）、そして小型化されたペンシル型のオブジェもの登場してます。画面を左右に横切っているのは、お台場の代表的な交通機関の『ゆりかもめ』の高架橋です。

　こちらの建物はお台場にあるホテル日航東京。建物の特徴的な形状がよく再現されています。

【最後に】

　再配置されていた、お台場のランドマーク的な建造物を紹介しておきます。アニメでは、どれも実際の場所とは違う所に再配置されて登場しますが、その特徴はきちんと作画されています。また、ＰＶのラストに花火のシーンが登場しますが、これも毎年夏に行われる『東京湾花火大会』の花火を再現したものと思われます。しかし、花火の見える方向は逆方向で、これも再配置されて描かれている様です。

『Wonderful Rush』の聖地

　スノハレのＰＶの聖地は空港のシーンが多く、しかも前半は羽田空港、後半は関西空港が使われるなど、凝った創りになっています。まずは羽田空港のチェックインカウンターのシーンです。羽田空港のカウンターの特徴でもある上部にモニターを吊るしているパイプ製のラックが横一列に組まれています。それがアニメでもちゃんと再現されていますので、週３回ぐらい飛行機を使っていた九色にはすぐ分かりました。

　こちらは第２ターミナルの出発ロビーの一角。公衆電話台の足の部分や、心臓発作用の除細動器の赤いマーク、青いカタログボックスの下部、などなどアニメでもしっかり登場してます。

　忘れ物をしたことりちゃんがあわてて走るシーン。ここは昌平橋の近くのＪＲ中央線の高架橋部分です。それにしてもレンガの積み方まで正確に描画されていて、いつもの事ながら関心します。

　ここも羽田空港の第２ターミナル。ＡＮＡの搭乗窓口が並んでいます。左奥のガラス張りのエレベーター、３連の丸い時計など、そっくりに描かれています。

　こちらも走ることりちゃん。先ほどのシーンとほとんど同じ場所です。ここは街路樹が近接しているので、アニメの様に空が開けた写真は撮影できません。ラブライバーの皆さん街路樹の脳内消去をお願いします。（えっ、脳が融けてきたから、消去出来ないって．．．！）

　同じく第２ターミナルの屋上の展望ロビーです。展望ロビーは滑走路に向かって左右２ヶ所ありますが、ワンダフルラッシュのＰＶ（第１期１３話でもここが登場します）では左側（北側）の展望ロビーが使われています。羽田空港には４本の滑走路があって、風向きや混雑度合いによって、着陸用、離陸用とその都度変わります。ですから展望ロビーの前の滑走路が着陸専用で使われていたり、離陸用でも風向きによってはアニメと逆方向に離陸していたりします。アニメと同じ様に離陸した直後の飛行機を写真に収めるには、かなりのラッキーが必要です。

　展望ロビーのワイヤーフェンス。ワイヤーの種類、間隔、そして上下と左右のワイヤーの接合部など、アニメは忠実に再現してます。

　到着ロビーの外に出ると、リムジンバスが頻繁に到着して、乗客を降ろしています。ロビーの入り口にあるポールの形状に注目！アニメはとても正確に描画していますよ。

　チェックインカウンターのシーン。カウンターの天板は木製の天板で、上下２段になっているのでが、アニメでもしっかり再現されています。カウンターの上に置かれている小型のモニターも本物そっくりです。

　慌てて駆けつけたことりちゃんのシーン。出発ロビーの入り口付近も再現度は高いですね。

　到着ロビーの外の風景。左右に横切っているのは駐車場へのつながる渡り廊下です。写真にある波型のひさし部分はアニメでは省略されている様ですが、その右側の天井部分はちゃんと描かれています。ちなみに写真ではわかりずらいですが、ちゃんとアニメと同じ様に蛍光灯が装備されています。

　さて、ここからは関西空港がモデルです。羽田空港は航空券を持っていなくても入れる部分が聖地となっていましたが、関西空港はその逆で、航空券を持っている人だけが入れる部分にしか聖地がありませんので、関空で聖地巡礼をしようと思っている人はご注意ください。

　関空の搭乗口ロビーのアーチ型の骨組みがとても良く再現されていますね。

　九色が驚いたのは、このシーン！！　こんな所でも『ラブライブ！地面は正確。』でした。初めて関空の搭乗口ロビーに立った時に、リノリウムの床がアニメとそっくり（アニメがそっくりなんだけど．．．）でとても感動しました。写真では伝わらないかもしれませんが、色や微妙な柄、そして質感。作画スタッフの方々、ハラショーです！！！！

　骨組みの鉄骨のつなぎ目の細かい部分まで、ほんとうに正確に描画されています。

　搭乗口のシーン。搭乗口に備え付けられている機材は、航空会社によって異なります。さらに同じ航空会社でも各搭乗口ごとに微妙に機材が異なります。そして長い、長～い、搭乗口ロビーを端から端まで探して、やっと見つけましたよ！！アニメとほら、そっくりな搭乗口♪ ゲートの両サイドの形や、左側のモニター、右下のプリンターの形。その右のライトブルーの機材等々、皆さんも関空から飛行機に乗る機会があったら、是非探してみてください。ヒントは左右に立っているグランドスタッフのお姉さま方のスカーフの色。ブルーのスカーフですからね！

　さて、最後は空港の外のシーン。ここで特徴的なのは、管制塔が２つ描画されている事です。管制塔が２つある空港は世界的にはそんなに珍しくはないのです。空港を拡張した時に、全体を見渡せる様に大きな管制塔を新設する事が多く、そして古い管制塔は予備として取り壊さずに残しておいたりするからです。羽田空港も同じで、第２ターミナルが拡張された時に写真の右側の大きい管制塔が新設されました。アニメでは同じ大きさで２本の管制塔が描かれていますが、形はどちらも新設された管制塔をモデルに描画されている様です。なお、この写真は羽田空港の国際線ターミナルの展望ロビーから撮影しました。第１期１３話の聖地巡礼の際には是非行ってみてください。

シングル曲ＰＶの聖地の地図（聖地巡礼マップ）